財閥経営者の「反共」宣言に賛否 韓国社会の分断映す

韓国流通大手、新世界グループの鄭溶鎮(チョン・ヨンジン)副会長がインスタグラムで共産主義を否定する投稿を繰り返し、韓国社会に波紋を広げている。中国や北朝鮮との関係を重視する革新系が強く反発する一方、米国との同盟を重視する保守派は賛同する。保革が鋭く対立する韓国社会の分断を改めて浮き彫りにしている。

日本経済新聞
jaJA