投資家がインド売り加速 資金流出で通貨・株・債券下落

インドへの売りが激しい。外国為替市場でインドルピーは8日、1ドル=77ルピー前後で推移し、最安値を探る展開となっている。株価が大幅に下がり、金利も上昇(債券価格は下落)。「トリプル安」が顕著だ。ロシアによるウクライナの侵攻が始まって以来、インフレへの警戒感が高まって資金流出が現実化しつつある。インドの国際信用力に投資家が疑念を持ち始めている。

日本経済新聞 AP
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